「小金井」
- 法政大学応援団
- 2020年5月4日
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今回は小金井生という立場から、お話させて頂きたいと思います。 法政大学応援団は市ヶ谷キャンパスで活動しています。そして、団員の多くは市ヶ谷キャンパスに所属しています。私が所属している小金井キャンパスの団員数は3キャンパスの中で最も少なく、私を含めて5名です。そして、私には同じキャンパス所属の同期はいませんでした。 同じキャンパスに同期がいない。初めは何も感じませんでした。しかし、部活動が始まると嫌でも1人である事を感じざるを得ませんでした。部活動の同期は、活動時のみ一緒に活動する人達ではありません。同じキャンパスならば、授業で一緒になる事や空いた時間に会って話をする事も出来ます。私は授業の関係で殆ど部活動の時にしか同期と話せませんでした。そうすると、自然と同期の親睦に参加出来なくなります。私は応援団でやっていけるのか。その事はとても不安でした。 しかし、市ヶ谷キャンパスではない事は、何もデメリットだけではありません。私が1年間、小金井キャンパスから部活動に参加し続けて感じた事の1つとして、勉強と部活動の区切りが付けられる事が言えます。小金井キャンパスにいる間は勉強に集中し、授業が全て終わったら今度は部活動に集中する。このように、今何をするべきなのかを明確に認識する事が出来ます。又、先程所属団員が5名しかいない事を挙げましたが、少数だからこそ学年を越えて協力し合う事が出来ます。小金井キャンパスは法政大学唯一の理系キャンパスであり、市ヶ谷キャンパスや多摩キャンパスの同期と授業の話をしても中々分かって貰う事が出来ません。しかし、同じキャンパスの団員ならば理系の溢れんばかりの想いを理解して下さる方が多く、自然と距離を縮める事が出来ます。そのようにして築いた絆を部活動でも生かす事が出来ます。 小金井キャンパスから市ヶ谷キャンパス迄通うのが大変そう。そのように思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ご安心下さい。私は大学生になる迄片手で数える程しか電車に乗った事がありませんでした。しかし、今では完璧に乗る事が出来ます。偶に寝てしまう事もありますが。なので、電車初心者の方でも回数をこなせばすぐに乗れるようになります。又、乗り換えも1回だけなので迷子になりにくいです。 新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの新入生が大学について不安を抱えていると思います。サークルや部活動も何処が良いのか判断し難いと思います。しかし、こちらの記事を読み、興味を持った新入生には是非応援団に入って頂きたいと考えています。1人が大きな声を出すよりも大勢が少しずつ声を出した方が何倍にも大きな声援となり、応援している方々の励みになると思います。新入生の皆さんと一緒に応援し、今迄以上に良い応援が出来る日を心から楽しみにしております。 吹奏楽部2年 女子部員(生命科学/応用植物科学)
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