「応援団で生まれ変わった話」
- 法政大学応援団
- 2020年4月24日
- 読了時間: 3分
皆さん、初めまして!リーダー部二年の倉田礼音です。 本日は新入生の皆さんの参考になる事を願って、私のリーダー部に入部した理由や決め手等のリーダー部に入部する迄の流れを話したいと思います。 私の高等学校時代は友達とアニメやゲーム、漫画の話をするだけのオタク生活でした。 家でも基本動かずに、3年間を経て残った物は薄っぺらい記憶と体にこべり付いた贅肉だけ。自身の醜態を晒す事が嫌で写った写真は少なく、アルバムの薄さに悲しみすら覚えました。 そんな悲しさを払拭するべく、大学に入るのを皮切りに身に纏った脂肪と別れを告げようと決めました。 然し、動かない事に定評の有る私が始めたのはインターネットでの情報収集。 今振り返ると、体を動かせよ!と突っ込みたくもなります。 かくかくしかじかで辿り着いたのは応援団。 カロリーに手足の生えた様な私にとって、応援団の動画を見るだけで体を動かす事への苦手意識から手足すら残らない程に燃焼される気分になったのですが、声をかけて見るだけならば良いのでは無いかと思いました。 リーダー部への入部のきっかけとなったのは、入学式に行われた応援のデモンストレーションです。 先輩方の熱い気持ちが籠った応援を見て、自分も何年か後にこんな風に格好良くなりたいと一人で目を輝かせました。 少し躊躇いながらも圧倒された入学式を思い出しながら応援団にアプローチしてみました。笑顔で迎え入れて下さった先輩方の顔を見て、脂肪の塊の様な自分でも受け入れてくれる事が非常に嬉しく、その儘流れで学生服を着させて貰いました。 太っている自分ですら大きく感じる学生服を身に纏い、動画で見たやつだと興奮しました。 入部して初めての活動は市ヶ谷キャンパスで行われた応援のデモンストレーションでした。大勢が行き交う中「これからデモンストレーションを執り行います!」と大声で宣伝をした時の恥ずかしさに加え、右も左も分からない状態で観客の前に飛び出て応援する事への不安は、終わってみるととても清々しい気持ちに変わっていました。 その時に、体を動かす事すら苦手だった自分がほんの少しの勇気と興味で変わる事が出来るのでは無いかと思いました。高等学校時代の3年間よりも濃い1年間を過ごした今では自信を持って体重だけでは無く精神面でも変わる事が出来たと言えます。 新入生の皆さんも初めての事が多くて不安になる事ばかりだとは思います。 でも、初めてだからこそ一歩踏み出してみよう! 自分に意思が有る限り大学生からでも自分を変える事は出来ます。 君達と一緒に応援する日が来る事を楽しみに待っています。 リーダー部二年 倉田礼音(人間環境学部/東京・広尾学園高)
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